初期開業当時は、半蔵門線の車庫が無かったため8000系は在籍していませんでした。
8000系が登場するまでは東急8500系を借りていました。

8000系が登場したのは東急から鷺沼研修区を譲り受けてからです。

乗り入れ先である東急に合わせて営団にとって初のワンハンドルマスコンを採用した車
両です。

登場当時は6両・8両編成が混在していましたが順次10両編成化されました。これに伴い
初期編成には05系をベースにした中間車が連結(増結)されています。

東西線に05系が投入される前までは8112F・8113F・8114Fの3編成が東西線に在籍して
いました。05系投入により半蔵門線へ転属しています。

8110Fには新製時から車内にLED式の案内装置・車外スピーカーが設置されています。

東武線乗りれに向けて2001年度より行先表示器のLED化及び自動放送対応化工事が
始まり2002年秋頃に完了しました。

2004年度より8000系の車両更新が始まりました。車内のLED式による案内装置、ドア窓
の形状が新型車両同様のデカ窓への交換やVVVFインバータ化・原動構成を6M4Tから
5M5Tにするなど大規模な更新です。第一陣は8109Fです。
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